収納にデッドスペースができるのはなぜ?
部屋をすっきり整えたいと思っても、思い通りに収納できず、空間が無駄になってしまうことは少なくありません。こうした「デッドスペース」が生まれるのには、いくつかの原因があります。
- サイズが合わない収納家具を使っている
間取りや動線を考えずに収納棚などの家具を選ぶと「サイズ自体は合っていても扉の開閉がしづらい」「圧迫感が出る」などで有効に使えないことがあります。外寸・内寸のほか、引き出しの可動域まで考慮することが必要です。
- 縦の空間を生かしきれていない
床面にものを置くだけでは、上部に空いた余白が無駄になりがちです。洗濯機の上や家具の上部など、縦方向のスペースを活用できていないことがデッドスペースにつながります。
- 収納や配置に対する固定観念がある
「靴は靴箱に」「洋服はたたんでタンスに」といった既成概念が、柔軟な発想を妨げていることもあります。使い方を見直すことで、新たな収納スペースを生み出せます。
デッドスペースを収納に変えるアイデア
部屋の片隅や家具の隙間など、見過ごしがちなデッドスペースも工夫次第で立派な収納スペースに生まれ変わります。ここでは、デッドスペースを収納に変えるアイデアとおすすめ収納用品を紹介します。
2-1. 隙間収納アイテムを使う
家具と家具の間や壁際など、わずかな隙間も工夫すれば便利な収納スペースに変わります。たとえば、キッチンでは冷蔵庫と食器棚の間にキッチンラックを設置すれば、調味料や調理器具をすっきり整理できます。
また、ソファーやベッド下などの低い空間も有効活用することが可能です。山崎実業の「ポリエチレンシート ソファ&ベッド下収納ケース タワー 2個組」は、普段使いしない衣類や寝具を収納できます。取っ手付きなので、出し入れもスムーズです。
2-2. 壁面収納アイテムを使う
部屋の四方を覆う壁は、見逃しがちなデッドスペースの1つです。玄関ではワイヤーラックや壁面収納ラックで鍵や眼鏡をまとめたり、デスク横に有孔ボードを設置して文房具を掛けたりすれば、置き場所に困る小物をすっきり収納可能です。
壁面収納は床面を圧迫せず、ディスプレイ感覚でおしゃれに見せられる点も魅力です。山崎実業の「ウォールフック タワー 3個組 石こうボード壁対応」を使えば、石こうボードピンを使って壁にウォールフックを簡単に取り付けでき、リュックや鞄、鍵などを省スペースで収納できます。
2-3. つっぱり棒を使う
つっぱり棒は、壁に穴を開けられない場所でも手軽に棚や掛け収納を作れるアイテムです。トイレの上部に取り付けてトイレットペーパーを置いたり、靴箱の上部空間に設置して子ども靴や小物を収納したりするなど、デッドスペースを有効活用できます。
テーブル周りを広く使いたい場合は、テーブルの下につっぱり棒を設置し、その上に収納スペースを作ると便利です。山崎実業の「テーブル下つっぱり棒用収納ラック タワー」は、つっぱり棒に載せるだけで簡単に収納スペースを設置でき、リモコンやティッシュをテーブル下にすっきりまとめられます。
2-4. 角スペースに置けるアイテムを使う
部屋の角はテレビボードや家具の配置によって、どうしてもデッドスペースになりやすい場所です。しかし、スリムなラックやオープンシェルフなどを置けば、収納力を高められます。観葉植物や雑貨を並べ、ディスプレイとしても楽しめます。
洗濯機周りやトイレの角、エアコン周りを有効に使いたい場合は、コーナーラックを設置するとよいでしょう。山崎実業の「コーナーハンガーラック タワー 石こうボード壁対応」は、壁に簡単に設置できるハンガーラックで、部屋の隅を収納スペースに変えられます。
2-5. 天井収納アイテムを使う
天井付近は普段意識されにくいものの、実は優秀な収納スペースです。キッチンや洗面所なら吊り戸棚を設置して季節物の食器や日用品をまとめたり、寝室なら天井近くに収納ボックスを置いて布団や衣類を収納したりすれば、限られた空間をより機能的に使えます。
また、リビングや玄関では天井から植物や小物を吊り下げることで、収納と同時に空間にアクセントを加えられます。山崎実業の「天井から吊り下げできるプランターフック タワー 石こうボード壁対応」は天井に簡単に設置でき、観葉植物やモビールを飾って彩りを添えられます。
【場所別】デッドスペースの収納アイデア
デッドスペースは部屋の場所ごとに特徴が異なります。シーンに合わせた収納方法を取り入れることで、収納力を高めながら快適で整理された空間を実現できます。ここからは、場所別に活用しやすいアイデアとおすすめ収納グッズを紹介します。
3-1. リビング
リビングは家族が集まる場所である一方、家具と家具の間や家電の上、壁面など、意外な場所にデッドスペースが生まれやすい空間です。来客時に使用することもあるため、生活感を隠せるアイテムや、インテリアを置けるアイテムを選ぶと、収納力を上げながらおしゃれな場所に変えられます。
「ハンドル付き隠せるコミックラック タワー」はキャスター付きで移動しやすく、来客時には中身を隠して収納することが可能です。
「加湿器スタンド タワー」は加湿器を高い位置に置いて効率的に加湿できるほか、小物置きやゴミ箱スペースとしても活用できます。
3-2. キッチン
キッチンは、調理器具や食品で収納物が多くなりやすく、冷蔵庫横やシンク下などにデッドスペースが生まれがちです。冷蔵庫の脇にできた隙間にはスリムなワゴンを、シンク下は棚を調整できるラックを使えば、無駄なく空間を活用できます。
「キャスター付きスリムワゴン タワー 4段」は幅13cmの隙間に収まり、小物からペットボトルまですっきり整理整頓できます。
「伸縮シンク下ラック 2段 タワー D40」は幅を調整でき、排水管を避けながら収納を増やせる優れものです。
3-3. クローゼット
クローゼットは一見収納力が高そうに見えても、ハンガーポールの下や奥の空間などにデッドスペースが生まれやすい場所です。丈の短い服だけを掛けていると下部が空いてしまうので、クローゼット収納の効率を上げられるアイテムを設置しましょう。
「伸縮収納力アップ2段ハンガー スマート」は、ハンガーポールに掛けるだけで上下2段の整理収納が可能になります。衣類の丈や設置場所に合わせて高さも調整できます。
クローゼット下部に重い家電などを置きたいときは「自立する台車 タワー 正方形」がおすすめです。押入れやクローゼットに収納したものをスムーズに動かせ、掃除や模様替えがしやすくなります。
3-4. 洗面所
洗面所収納では、洗濯機の上部や洗面台下など、気づかないうちに多く残っているデッドスペースを上手に活用するのがポイントです。特に、洗濯機上は空いていても手つかずになりやすく、棚やランドリーラックを設置するだけで洗剤やハンガーの置き場が確保でき、作業効率も向上します。
山崎実業の「伸縮つっぱり棒用棚板 タワー S」は、つっぱり棒に乗せるだけで棚が完成し、タオルや小物をすっきり収納できます。
「立て掛けランドリーシェルフ タワー」は壁に立て掛けるだけで設置でき、3段棚とハンガーバー付きで収納力と使いやすさを両立します。
3-5. 玄関
玄関は靴や傘、小物が集まりやすい場所でありながら、デッドスペースが生まれやすい空間です。下駄箱下や壁際は空いていることが多いので、シューズラックやスリッパラックを設置するだけで収納力が増し、出入りがスムーズになります。
「引き出せるキャスター付きシューズラック タワー」を使えば、下駄箱からあふれた靴をすっきり収納でき、掃除も楽になります。
引き出せるキャスター付きシューズラック タワーの商品詳細はこちら
「天板付きスリッパラック スマート」はスリッパだけでなく、天板に鍵や除菌グッズなどを置けるので、実用性とデザイン性を兼ね備えた玄関収納が叶います。
まとめ
部屋の中に意外と多く存在するデッドスペースは、そのままにしておくと収納不足により散らかった印象につながります。しかし、家具の隙間や壁面、角、天井などの場所ごとに適したアイテムを取り入れることで、収納力を高めることができます。
山崎実業のアイテムを活用すれば、使いやすさとデザイン性を両立しながら、生活感を抑えた収納が可能です。まずは自宅を見回してデッドスペースを確認し、取り入れやすいアイデアから実践してみましょう。