こんにちは!
前年に引き続き、今回もフランス・パリで開催されたインテリアとデザイン関連の
国際見本市「Maison et Objet/ メゾン・エ・オブジェ」に出展しました。


今年のテーマは『Welcome home』。
家や玄関の形をしていたり、展示空間全体を大きな部屋にして、まるでお家にお呼ばれしたかのような展示方法で商品の魅力を引き出す展示が数多く見受けられました。

クリスマス前シーズンなこともあり、ビビットカラーやライトを取り入れたカラフルで鮮やかな展示ブースや、前を通ると気を取られてしまうようなユニークなオブジェも多い一方、落ち着いた居心地の良いお部屋のような展示もあり、ブースごとに魅せ方が大きく変わる様子がとても印象的でした!


ここで少し気になったのが、
クリーンな展示空間にとても可愛らしいぬいぐるみが敷き詰められたチェアを展示していたブース。
なんとお客さんのわんちゃんが!どこにいるか一瞬わからなかったです…!
写真撮影もOKにようで、囲まれてアイドルになっていました。


そんな中、『Yamazaki』ブースは白く統一され、清潔感に溢れた印象。
展示空間も開放的で、商品や中の雰囲気が見えやすく明るく感じました!



見慣れた商品も、ここにあるとまた一味違う佇まいに。
ヨーロッパ圏では日本で人気のコンパクトな便利グッズより、一つのインテリアとしてスタイリッシュに空間を演出する、シューズラックやワゴン、コートハンガーなど、大きめのアイテムが人気だそうです!
展示会場の熱気に大満足した後は、毎年恒例のパリ市内の市場調査を兼ねた雑貨屋巡りへ。
パリの有名な観光地の1つである『オペラ座』の通り、西洋の伝統的な建物が立ち並ぶ大通りに圧倒されながら最初に立ち寄ったのは、パリ屈指の大型百貨店
「Galeries Lafayette / ギャラリー・ラファイエット」。

広すぎて迷子になりそうだな…と、思いながら流れに身を任せて館内を進むと、思わず息をのむほどの壮大なドーム型の円天井が。

こちらの天井は、1912年に完成し、西洋の伝統建築である『アール・ヌーヴォー建築』の傑作で、繊細な鉄骨装飾とステンドグラスがとても美しく調和していました。
沢山写真を撮り、興奮冷めやらぬまま、さらに館内を回ると、弊社のtowerシリーズが!!



日本の売り場とは違う陳列方法で、あまり馴染みのない商品のお隣に並んでいる姿に、またさらに新しい顔を見た気がしました。(笑)
大通りを少し離れ、閑静な住宅街に入った場所にあるコンセプトショップの
「La Trésoreri / ラ・トレゾルリィ」。

木を基調としたナチュラルテイストの商品に囲まれた店内は、木の香りに包まれてどこか温かく感じます。リビングやバスアイテムも広く取り扱っており、キッチンツールだけでもたくさんの種類がありました。


その中でふと気が付いたのですが、お茶碗や可愛らしい箸置きが…!
日本では当たり前の食器ですが、パリでは異国の文化として愛され、選ばれているのだとどこか嬉しい気持ちに。


ほっこりした気持ちを話しながら次に向かったのは、セーヌ川右岸・芸術と雑貨の街
「マレ地区」。
エリア入口にある
「Fleux / フルックス」はカラフルで遊び心のある雑貨を中心に、小さな1店舗が4つ隣接していて、それぞれにテイストが異なっていました。その中でも、照明器具や家具が数多く並んでいた店舗の雰囲気が段違いに変わり、印象的でした。



展示会で面白い展示方法をしていたスマホ用受話器も…!
商品自体がかなりユニークなので、注目を集めて人だかりになっていました。
その後はフランスのホームセンター「LEROY Merlin / ルロワ・メルラン」に。

リビング、バス、キッチンなどのカテゴリアイテムを一通り見ていると、「便利グッズ」よりもデザイン性や強度が高いものが多かった印象でした。

街の雑貨屋さんを、まわっている時も感じていましたが、全体的にプラスチックの商品が少なく、サステナブルを意識した木やスチール・ガラスのアイテムが多く見られました!
その近くで、日本製品を集積したギフトショップ、「MARK’STYLE TOKYO」に立ち寄ると、たくさんの弊社のアイテムが…!


日本のショップのためルートは少し特殊ではありますが、数ある日本の雑貨の中で、初の海外出店のアイテム選定でこんなにも選んでいただけたことは、誇りに思いました。

たくさん歩いて一日の最後に向かった先は、
閑静な住宅が立ち並ぶパリ市南、14区で日本人シェフが務めるフレンチレストラン「KIGAWA」。

静かで洗練された店内で、フレンチのディナーコースをいただきました。
お料理や、フランスの名産ワインはどれもとても美味しく、穏やかな時間で、旅の疲れも癒えました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
国際見本市「Maison et Objet / メゾン・エ・オブジェ」、パリ市内の雑貨屋めぐり 前編はいかがでしたでしょうか。
前編の最後に街で見かけた芸術の街に散らばったアートをお届けします!

街を歩いていると気になる雑貨屋さんがたくさんあり、ついついお土産もたくさんかってしまったり。(ユーロは小さく見える数字が、日本に帰るとかなり大きな数字になっていて驚きました…)
まだまだ伝えきれないパリで見た景色を、後編でもご紹介いたします!
