それは懐かしの「サクレ レモン」。
レモン味のかき氷の上にスライスされた肉厚のレモンが一枚のっている実にシンプルな氷菓です。
シャリシャリ食感とスッキリした甘み、フレッシュなレモンの酸味が相まって清涼感抜群!
スライスレモンをかじりながら、今年の夏はこれで乗り切れる!と確信した私は
次の日も「サクレ レモン」を求めてコンビニへ。
すると、昨日は2倍の量はあったであろうサクレ レモンコーナーのボリュームが
あきらかに減っているではありませんか。
少ーしだけ不安を感じつつ、その日も一つだけ買ってお風呂あがりにいただきました。
ちなみに食べ終わった容器は洗って「ポリ袋エコホルダー タワー」に掛けて乾かし
調理中にちょっとした物を置く容器として使っています。
翌日、また仕事帰りにレモンの口になりながら、同じ最寄りのコンビニへ。
すると、あれ?あれあれ??遠目にも私のサクレ レモンコーナーがあきらかに
黄色のカップではない他のカップアイスに浸食されているのが分かりました。
まさかと思って中をよく見ると、下の方の隅っこで一つだけ申し訳なさそうにこっちを見上げています。
その最後の一つをレジに持って行きながら、私はこの気持ちが3度目であることを思い出していました。
1度目はお気に入りのビールが入荷しているのを見つけ、大喜びしたもの束の間
あれは夢だったのかと思うくらい一瞬でビールコーナーから消え失せ、二度とお目にかからなくなった時。
2度目は海老とブロッコリーのサラダロールのおいしさに気づき
これからのお昼はこれにキマリだ!と決意したら、翌日から姿を消した時。
この流れだと、サクレ レモンもきっと私の前からいなくなる…という悪い予感は的中!
翌日から、そんなものは最初からなかったと言わんばかりに
見ず知らずのアイスたちがシレっと並ぶようになりました。
それにしても、このパターン多すぎる!と憤慨していた時、ふと思い出しました。
先日、お気に入りのラジオで“プチ呪い”の話をしていたことを。
それは、例えば電車が混んでいるにも関わらず大股開きでふんぞり返って座る人や
駅でぶつかってくる人などに「今日のランチ失敗しろ~~」とか「孫のレゴを裸足で踏め~~」
といったプチ呪いをかけ、怒りを鎮めているという話です。
私の場合、「コンビニで気に入ったもの買えなくなれ~~」という呪いでしょうか。
それならこれまでの不思議現象も納得です。知らない間に誰かを怒らせていたようです。
結構長い呪いなので“プチ“じゃないかもしれません。
もう十分堪えているので、早く解けてくれないかなぁと思いつつ、第二の呪いをかけられないよう
周囲に気を配りながら生きていかねばと思いを新たにしたのでした。
ちなみに、やっと時々涼しさを感じられるようになってきた今週
サクレ レモンコーナーはひそかに復活していました。